マンション大規模修繕工事Q&A

Q.大規模修繕工事が必要なのですか?

鉄筋コンクリートのマンションは少しずつ劣化が始まっています。
10年も経過すると、外壁にひび割れが生じ、放っておくと亀裂がコンクリート内部に到達して、鉄筋が錆び、膨張して、コンクリートを破壊することもあります。
また、技術進歩に対応した設備への更新により、マンションの資産価値を保全する必要があります。

Q.大規模修繕工事のタイミングは?

約10年過ぎに行うのが一般的です。
これはあくまでも目安であり、建築された時期やその立地条件より異なります。
適切な時期に適切な工事を実施する事により、次回の修繕までの期間を延ばすことができたり、工事費用を大幅に節約する事が出来ます。

Q.大規模修繕工事で最初に行うのは?

建物診断を行い、建物の劣化状態を詳細に把握し、その結果を基に工事の実施時期や修繕プランや適切な工法を決定します。

Q.大規模修繕工事が必要となったらどんな手順で進めるの?

  1. ①修繕工事の方針を決める為、建物診断を行い、修繕判断材料にします。
  2. ②建物診断の結果を基に複数の施工業者から見積りを取ります。
  3. ③施工業者から数社選定します。この場合、見積り金額だけの判断ではなく、施工実績・安全確保などのノウハウや経験、アフターケアの充実性、施工後の保証内容などを多角的に検討します。また、施工会社による住民説明会を実施し、組合員に工事内容を把握してもらうのも大切です。
  4. ④総会(または臨時総会)を開催し、施工業者を選定した経過や理由などを十分説明し、審議後施工業者を決定します。

Q.工事はどのくらいの期間がかかりますか?

建物の規模や劣化の状況によって変わりますが、着工から竣工までにおよそ3ヶ月~4ヶ月の期間を要します。

Q.大規模修繕工事中に注意すべきことは?

大規模修繕工事は居住者様が日常生活を送りながらの工事となります。
特に安全面を第一に考える事が施工業者の責務となります。さらに、工事を円滑に進める為には工事の進捗状況や洗濯物が干せない、ベランダの窓が開けられないなどの生活に影響を及ぼす作業内容などを居住者に小まめに知らせることも大切です。
大規模修繕工事は、管理組合の資産維持とグレードアップのための工事なので、居住者様に工事の協力を要請することが必要です。
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